3枚目の袷 衿先縫い
明日は雨との予報なので
湿気のあるときに着物をいじりたくありませんから
今日宿題をやってしまいました。
袖が付いて、衿先縫いまで終了。
完成が近くなってきました。
そういえば、このお正月、
“着物を着る” なんて全く考えもしなくて、
和裁やってる身としていかんなぁ・・・
こちらは作業中に使っている裁鎮。
生地を押さえたり、鏝を当てたあとに置いて急速冷却すると、
きせがピシッと決まります。
でも何だか違うものがあるような。
奥は本当の和裁用の裁鎮。
長さ40㎝で3キロあります。
背縫いや脇縫いの長い直線縫いに使います。
手前は書道用の文鎮。
袖などの短い直線に使用。
つまみもあって、ほどよい重さ。
左は、どこかの景品でもらった
ペーパーウエイト。
ちょっとだけ押さえたいとき、いいんです。
そして右は、
もはや完全に本来の用途とは違う使われ方をしている
浅漬けの重石。
透明でつまみがあって、
袖付けあとの処理にとっても重宝しているのです!