綿くり糸紡ぎ体験
いつかやってみたいと思っていた、
『 綿くり・糸紡ぎ 』 を体験してきました!
見たことはあるけど扱い方が全く分からない糸車。
初めて使ってみます!
まずは “ 綿くり ”から。
収穫した綿の中にある種を綿繰り機で外します。
ローラーの間に綿を送り込んで、
種はこちら側、綿は向こう側に繰り出されます。
これが、ハンドルを回せばすぐに種と分離できるってものでもなく、
送り込むのにコツがいります。
つぎは “ カーディング ”。
カーダーという器具に綿を乗せて、
綿を打つ、というか、すりすりさせて、繊維をそろえる。
うっすらとならされた綿をそっとはがして、
いよいよ糸に紡いでいきます。
右手の車を回す速度と、
卵を持つようにやさしく綿を握っている左手の動かし方で
糸の太さが変わってきます。
上手になってくると糸の太さが均等になってくるから、
やり慣れていない最初の頃の方が、
糸の太さにばらつきがあって、逆にそれが “ 味 ” になるみたい。
どの工程も、
地味に黙々と作業することが好きな人はハマるね。
私ももちろん好きだわ。
アトスとケンの抜け毛を取ってあって、
レナさんのももらってるから、
いつかそれらを紡いで何か編むのが夢なのです!
主催の「つむぐ会」さんは、
綿花栽培を通じて、誰もが支え合う地域社会を目指していて、
コットンネットワークの開拓・各種体験会などをしているそうです。
春には綿の種を配布して、秋には、
栽培だけを楽しみたい方から、使わない綿の実を回収して
福祉事業所等での作業材料として利用するようです。
綿の種をしっかりもらってきました。
瓶の中のは、ずっと前にウチで収穫した綿。
しかし、いかんせん寒いベランダなので、夏の植物が育ちにくいのですよ。
でも次の春には何とか工夫して再チャレンジしてみる。
綿の実がパカッと弾ける姿は可愛いからね。
とても有意義で楽しい体験会でした。