今度は本当に
混んでいるレジに並ぶのが嫌いなので、
開店早々にスーパーに買い物に行きました。
会計を済ませ、外の荷台で買ったものを
せっせとカートに入れていました。
前の道路に二人のおばちゃんと
何やらぶつぶつ言っているおじいちゃんがいました。
まずいな・・・
今度は本当に認知症の方ようです。
一人のおばちゃんはさっさとどこかへ行ってしまい、
もう一人も関わりたくなさそう。
私も急いでるんですけど、
仕方ないなぁ
「おじいちゃん、道わかりますか?」
お名前も、住所も、どっちから来たかも分かりません。
交番やおまわりさんなんて言葉は
びっくりされるでしょうから、
「一緒に歩きましょうか」
と声をかけながら、交番へ誘導。
最寄りに2ヶ所あるうちのどちらに連れていくか
迷いましたが、
しきりに駅の名前をおっしゃるので、
少し遠いけど駅の方の交番に向かいました。
その間もおしゃべりしましたが、
目印になるようなことは思い出せません。
交番に着いたら、若いお巡りさんが、
まごまごしているおじいちゃんに向かって
「そこに座ってください」 とぶっきらぼうに。
(「そんな言い方じゃ座んないべ」)
と心の中で思いながら、
「おじいちゃん、疲れたからちょっと座ろうか」
と促しました。
「お名前は?」「住所は?」
と矢継ぎ早に質問するお巡りさんに、
「どこどこの〇-〇-〇」
とポンと住所をおっしゃる!
(「じいちゃん、言えるじゃん!」)
と私の心の声。
(「しかも、スーパーの近くだし!」)
その住所にピンときたお巡りさん。
どうやら前にも保護された方のようで、
お役御免になった私。
こっちの交番を選んで正解だったけど、
結局、レジで並んだ分以上の時間が
かかっちゃったよ~
自分もそうだけど、
住所のわかるもの携帯しておくことって
大事だね~